誤嚥性肺炎を 防ぐには“歯医者”が重要?
こんにちは、松原天美とよかわ歯科です。
今回は高齢者の健康と密接に関係する「誤嚥性肺炎(ごえんはいえん)」について、歯科医の立場からわかりやすく解説します。
誤嚥性肺炎とは、食べ物や唾液が誤って気管に入り、肺に炎症を起こす病気で、特にご高齢の方に多く見られます。
実はこの誤嚥を防ぐために、「歯科でのケア」や「お口のトレーニング」がとても効果的なのをご存知でしょうか?

- 誤嚥性肺炎とは?
- なぜ歯医者が関係あるの?
- 口腔ケアと口腔機能トレーニング
- 自宅でできる予防法
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
- 当院のご案内
誤嚥性肺炎とは?
高齢になると、飲み込む力(嚥下機能)や咳き込む力(排痰力)**が低下し、
食べ物や唾液が誤って気管に入る「誤嚥(ごえん)」が起こりやすくなります。
この状態が繰り返されると、肺の中で細菌が繁殖して誤嚥性肺炎(ごえんはいえん)になります。
高齢者の肺炎の多くがこれに該当し、重症化すると命に関わることも。
なぜ歯医者が関係あるの?
誤嚥の原因の多くは「口腔内の清掃不良」「舌や頬の筋力低下」「飲み込む力の衰え」です。
歯科では、以下のような観点から誤嚥予防に取り組んでいます。
- 専門的な口腔ケアで、細菌の温床となる汚れを除去
- 飲み込む力や話す力の指標である口腔機能の検査
- 舌や頬、のどの筋力を鍛えるトレーニング指導
口腔ケアと口腔機能トレーニング
◆ 専門的口腔ケア
- 歯のクリーニング
- 義歯の清掃
- 舌の清掃
◆ 口腔機能訓練(口腔リハビリ)
- パタカラ体操:舌・口唇の運動を促す発声トレーニング
- 唾液腺マッサージ:唾液分泌を促し、飲み込みを助ける
- ブロー練習:口すぼめや頬の筋肉を鍛える呼吸法
自宅でできる誤嚥予防法
- 食事中は姿勢を正す
- よく噛んでゆっくり食べる
- 食後の歯磨きを習慣に
- 「口の体操」などを行う
よくある質問(FAQ)
Q. 歯が残ってなくても誤嚥予防はできますか?
→ はい、できます。入れ歯の清掃や口腔体操だけでも大きな効果があります。
Q. 口の体操ってどれくらい続ければ効果が出ますか?
→ 個人差はありますが、1日2〜3分でも継続することで変わってくきます。
まとめ
誤嚥性肺炎の予防には、「お口の健康」がカギ!
✅ 歯科での口腔ケアが細菌の侵入を防ぐ
✅ 飲み込みの力を鍛えることで誤嚥を予防
✅ 自宅でも簡単な体操で健康寿命アップ
ご自身やご家族の健康が気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
松原天美とよかわ歯科では、シニア世代の皆さまの健康をサポートする取り組みを積極的に行っています。
当院のご案内
当院では、どんな方でも、通っていただきやすい環境作りをしています。
治療中のプライバシーの管理は当然ながら、車椅子の方、お子様連れの方、
どんな方であっても、安心して治療を行なっていただけるような環境作りをしています。
院内の設備に関しましては、詳しくはこちらをご確認ください。
近くにお住まいの方で、歯に関してお困りの方、かかりつけの歯医者がない方は、
一度当院にお越し下さい。お待ちしております。
※来院するときは皆さんが快適に通えるよう、お待たせしないためにも一度お電話下さい。

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